練馬区では粗大ごみとは、一辺の長さがおおむね30cmを超える家具、寝具、家電品などの大型ごみを粗大ごみといいます。
ただしガスコンロやストーブなどといったものは30センチ未満であっても粗大ごみの扱いとなります。
Contents
練馬区粗大ゴミ収集の申し込み
粗大ごみの収集にはインターネットからの申し込みができます。
電話申し込み先:練馬区粗大ごみインターネット受付
受付は月曜~土曜 8:00~19:00 ※祝祭日も受付ています。(年末年始は除く。)
申し込みの前に確認すること
- 粗大ごみの大きさや数量をメモをとっておくようにしてください。
- マンションやアパートなど集合住宅の場合は粗大ごみ置き場の確認をしてください。
- 捨てたいものが粗大ごみであるのか確認してください。
- 練馬区では一度に出せる個数は10個までです。引越し時の時などは注意する必要があります。
それ以上出したい時は粗大ごみ受付センター(練馬区担当地域)に連絡してご相談をしてみてください。
粗大ゴミで収集しないもの。行政が引取りできないもの
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・パソコンといったものは→家電リサイクル品という扱いで、練馬区では引き取りしません。
オートバイもリサイクルが始まり行政の回収がなくなりました。
自動車(バッテリー、マフラー等の部品も含む)、自動車タイヤ、ピアノ、耐火用金庫、消火器、コンクリートブロック、ガスボンベ類金庫や仏壇などは処理困難として引き取りしません。
畳や風呂釜など用途が特殊なものも粗大ゴミとして引取りいたしません。
長さが180センチを超えるもの、ウッドカーペットやサーフボードや物干し竿などは処理困難物扱いとなります。
事業所から出る大型ごみは粗大ごみの扱いではありませんので練馬区では収集いたしません。
まとまった片付けがある場合には、粗大ゴミだけでなく普通ゴミでも捨てられないものもあるので、チェックしておく必要があります。
普通ゴミや粗大ゴミで収集しないもの
収集日
- 収集可能な日にちから希望のお日にちを選択していただきます。そのお日にちに収集に伺います。
- 朝から順番に収集が始まっていきます。時間についてのお知らせはありません
収集
- 粗大ごみは収集日当日の朝八時までに所定の場所にシールを貼って出します。
立会いの必要はありませんが、シールの貼っていないものは収集できません。
※練馬区以外の処理券が貼ってある物も収集できません - 処理券には名前(集合住宅の場合は部屋番号も記入してください) 収集予定日をご記入のうえ、 品物1点ごとに必要枚数を見やすい所に貼ってください。
- オートロックの建物などは作業員が収集できるところに出してください。
- 高齢者(65歳以上)や障害のある方のみの世帯で、玄関先までの持ち出しができない。誰にも頼むことができない方の場合は、清掃事務所にご相談ください。
粗大ゴミ処理券
- 「有料粗大ごみ処理券」は、練馬区内の「ごみ処理券取扱所」の標識を掲示しているお店、練馬区内にあるスーパーマーケットやコンビニで購入してください。
- 粗大ごみ手数料は申し込み時に分かります。(400円~2800円)
収集の申し込みを済ました後に”粗大ごみ処理券”を購入してください。
処理券には氏名・受付番号・収集日を収集に来る人が見て分かるように貼ってください。
記載のないものや貼っていないものは収集されません
粗大ゴミの持ち込み
練馬区では粗大ごみの持ち込みが出来るところがあります。
持ち込みをする時と収集に比べて約半額になります。
800円の手数料の物なら400円です。
持込場所
練馬区資源循環センター
- 住所:177-0032 練馬区谷原 1-2-20
- お問い合わせ電話番号:03-3995-6711
- 持込時間:午前9時~11時 午後2時~4時
(月~日、年末年始を除く)
持ち込みの方法
- 粗大ごみの持込は申込制です。申し込みの際ご希望の持込日を選択して指定された持込場所へ持ち込みます。
※収集の時と同じように粗大ゴミシールは貼って持って行きます。 - 収集で出来ないものは持ち込みでも引き取りしてもらえません
粗大ゴミを売って処分出来ないの?
粗大ゴミが売れるのあればゴミとして処理する必要なんてなくなります。売れるものの基準としては、家電品なら製造年から5年以内が目安です。もちろん動くことが前提です。そして売り物にするのなら清掃はしてから売りましょう。
家具などでカラーボックスの粗大ごみなどの場合は買取となってもなかなか高値にまでは届きません。出張の買取業者もそれだけのためには来ないところが大半ですから、持ち込み出来るリサイクルショップを探すのが賢明です。
粗大ゴミを不用品回収業者するメリット
粗大ゴミで処理できるものを不用品回収業者に依頼するメリットはあるのでしょうか?
皆さん一度は粗大ゴミ収集で出そうとはするのですが、不用品回収業者に粗大ゴミの回収を依頼される方にはある理由があります。
- 大きな家具の粗大ゴミで運び出しが出来ない
- 重たい家電の粗大ゴミだから持てない
- 大きなマンションで粗大ゴミ置き場に出すまでも苦労が多い。
- 練馬区の粗大ゴミでは数に制限があって、それでは間に合わない
- (女性や高齢の方で)団地などの階段からの運びが出来ない
こういった理由から不用品回収業者に依頼されるわけです。
不用品回収業者に粗大ゴミ回収を依頼した場合
日時指定で引取り
回収業者はお客様のご都合に合わせて引取りが可能です。日時指定が出来ますし、土日祝日といった日にちでも回収に来てくれます。
運び出しや仕分けの必要が無い
仕分けや運び出しというのは全ての人が出来るわけではありません。特に女性やお年寄りに大きなタンスや食器棚を運び出しは出来ません。誰かの手を借りる必要があります。仕分け作業も非常に手間のかかることなので、時間のない方には大きな負担になりますが、スタッフが全て行います。
引越し時や家財処分や遺品整理にも利用できる
練馬区の粗大ゴミでは1回につき10個までしか出せません。しかし不用品回収であれば制限はありません。引越し・家財処分・遺品整理など大量に出る時には有効です。
粗大ゴミでは収集しないものも引取りができる
粗大ゴミではテレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン・衣類乾燥機といった家電リサイクル品。バイクの引取り。ピアノ・金庫などの重量物。ウッドカーペットやロングサーフボードのような180センチを超える長い物は収集していませんが、こういったものでも引取りが可能です。
粗大ゴミ引き取りの作業事例
その1、春日町にて
遺品整理に伴っての粗大ゴミ処分のご依頼をいただきました。
一軒家の整理をご親族様たちで行われていたそうですが、その中で一番番厄介だったのが大型家具だったそうです。
平屋ならともかく、一戸建ての二階からも家具は運び出しをしなければいけません。
タンス類は粗大ゴミでも出せますが、その前にお家の中から出すことが困難だったそうですそうです。
男性がいても、下ろし方に慣れているわけでもないので、上手く出せなかったそうです。そういった事情からご相談をいただき、大型家具系を優先に引取りすることになりました。
大型家具というのは、運び出しする時にはその”角度”というのが重要です。
特に2階からとなると階段の角度にも気を使います。
そして通路は回っているので、同じように回さないと壁に当たります。
私たちがこのような家具を下す時は通称”ジャバラ”呼んでいる柔らかいパッドを被せます。これを使うことによって、衝突の事故が起きないようにもしています。
今回のご依頼でもこれらを利用しました。そして引取りの量は約11立米の荷物が積めるトラックをご用意して、”トラック積み放題プラン”をご利用していただきました。
家具以外にも隙間にに入るだけ詰め込んで終了です。
あとの残りはご親族様たちでも出来る範囲の作業でしたので、私たちの作業はこれで終了となりました。
その2、豊玉にて
引越しに伴っての粗大ごみ回収とその他の家財道具引き取り。
団地の2階で1DKという間取りからの片付けとなりました。
お客様自身でもある程度は片付けされたそうですが、大きな家具や家電が処理できないという理由からのご依頼でした。
定額プランでもお申込みでしたので積める定量まで積むという内容です。
お客様が処理しにくいようなものを優先的に積み込みをして、残りはお客様が自力で行うとのことです。
引き取りの中には風呂釜もありました。
団地というのは元々風呂釜が付いていないことがあります。
そのような場合に、退去時には風呂釜は撤去しなくてはいけません。
今回もそれに倣って取り外しの作業も含めて引き取りです。
こういう作業も工具一つなければできません。
簡単にできれば皆さん自分でやるのでしょうが、実際のところ楽ではありません。力もいる作業ですし、汗も大量に吹き出します( ´艸`)
こんな作業を経てようやく終了。作業開始から2時間はかかりました。
残りはお客さまにバトンタッチです。