タンスというのは家具の中でも一番大きな部類であり処分の時には厄介な物でもあります。
何度も処分するようなものでもありませんが、引っ越しの時やまとまった家財処分の時には廃棄する人も多いアイテムでもあります。
タンスの種類
タンスと言っても種類は色々あります。和タンスや洋タンス・整理タンスなどがよく聞くものだと思います。
婚礼家具で買われて数十年使われた人も多いことかと思います。
和ダンスは主に着物を入れたりするタンスです。
洋タンスはハンガーで吊り下げが出来る洋服を掛けたりするタンスです。
整理タンスは下着や肌着などを畳んでしまったりするタンスです。
搬出
タンスの中でも大きさと重量ともにあるのが和ダンスです。
タンスの中にも引き出し状になった棚があり、重量が増します。
さらに和ダンスは大体が婚礼家具なので購入される方が多かったので、そのタンスの材料も良い木を使っています。
良い木というのは重量あるんです。それなので運び出しをしようと思っても一苦労します。
上下で分割するものが多いので、分けて搬出するとサイズ的にも重量的にも楽になります。
洋タンスも分割するものが多く上の観音開きのパートと下の引き出しに分かれたりします。
和ダンスに比べると重量も軽いですが、運ぶ途中で廊下のドアノブに接触することがあるのと通路の壁に気を付ければ何とか出ます。
整理タンスは引き出しを抜けるものは全部抜くと本体の重量はすごく軽くなります。
階段で運び下ろしが必要な場合には十分に気を付ける必要があります。
運びに慣れない方が下す場合には体勢も崩れやすく、壁などへの接触の恐れがあります。
二階からの搬出
タンスの運び出しで難度が高いのが二階からの搬出です。
重量のあるにもかかわらず、階段で下すわけですから簡単には行きません。
タンスの向きや角度を考えながら、下手と上手の人が呼吸を合わせていかないと中々出ません。
持ち手があるわけでもないので、滑りやすくなりますから、さらに注意が必要です。
そして意外とある事例で、搬入の時に吊り上げで入れていた場合には、当然階段では下せません。
同じように吊り下げ、もしくは解体して運び出すしか方法がありません。
手袋
搬出には手袋を用意される人もいるかと思いますが、”軍手”と呼ばれる編み込んだ手袋はお奨めできません。なぜかというと非常に滑るからです。
重量のあるタンスですからしっかりと掴めるものが良いです。
手の平にゴム状のコーティングを施してあるものがお奨めです。滑りにくくつかみやすいです。
粗大ごみでタンスを処分
タンスは粗大ごみでも処理することはできます。
手数料はそれぞれの自治体によっても大きさによっても異なるので、申し込み時に確認して処理券を買いましょう。
手数料は安いですが、搬出は各自で行う必要があります。決められた日時に所定の場所に置くことになります。手数料のシールの貼っていないもの氏名の記載の無いものや違う地域の処理券が貼ってある場合には引き取りしてもらえません。
不用品回収に依頼する場合
タンスを不用品回収業者に依頼する場合は運び出しの作業の心配はありません。すべて業者が行いますからお客様は指示をするだけです。
分割の作業や移動など、重量物であっても行ってくれますから手間なく片付けが出来ます。
しかし、搬出のための作業費がかかるため粗大ごみで処理するよりは費用はかかります。